伊勢海老・鮑といったら街中で食べるとまさに高級食材！美味しいけどやはり高いですよね。そうんな高級食材を安価でお腹一杯たべるならやはり漁師町。
ドライブがてらに少し足を伸ばせばそこはまさに伊勢海老・鮑が舞い踊る海産物ワールド。今回はそんな海の幸大好きな貴方にお届けするとっておきのお宿をご紹介。
相差（おうさつ）ってこんなところ。
ジュゴンで有名な鳥羽水族館から南西にパールロードを経由で約40分（国道・県道ルートなら30分ですが、絶対にパールロード経由がおススメ。景色が違います。）のところに、今でも海女さんと漁師の町それが相差です。
ちなみに海女さんって、鮑やサザエだけではなく、他にもトコブシや岩ガキなどの貝類はもちろんアラメ・テングサ・ヒジキなどの海藻類やウニ・ナマコ・タコ・イセエビなども取っちゃうんです。そんな海女さんや夫である漁師の皆さんが目の前の海で取った新鮮な魚介類を直接自分たちのお宿で振舞ってるところも多いのが相差の魅力です。
パールロードは有料だけど天気がいいなら絶対に走るべき！
途中の鳥羽から相差まで行くルートは国道＆県道を走るルートとパールロード（有料道路）を走る２ルートがあります。ここは絶対にパールロードを経由で行ってください。途中の展望台からは真っ青な太平洋が眼下に広がります。
展望台から太平洋を望む。
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「女性の願いを１つ叶えてくれる」という神明神社の境内にある石神さんによりみち
石神さん お願い叶えてくれますように……
出典：海女と漁師のまち相差(おうさつ)町内会より
お参りに訪れる女性たちに人気なのが「石神さんお守り」。守り袋にある模様は「ドウマン･セイマン」と言われ海女さん達が魔除けのまじないとしてきたものです。
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星形のしるし＝（セーマン） 格子状のしるし＝（ドーマン）といいます。一般的に貝の色素で描くか黒糸で形どっています。そもそもは海での漁の安全を祈願するためのものです。海女さんが使用するノミやジャツやメガネなどの用具全般に記されます。ちなみに星形は、一筆書きで元の位置に戻り始めも終わりもないことから魔物の入り込む余地がなくまた海女さん達の言い伝えによると元の場所に戻る＝無事に船の上に戻れるようにとの祈りを込めたとも。格子は多くの目で魔物を見張るといわれています。
海の魔物「トモカズキ」？！
海女さんが海中で作業中ふと見ると、自分と同じ格好の海女さんがニヤリと笑いかけて手を引いて暗い中に誘い込もうとしたり、ときには「あげる」といってアワビを差し出すことも。びっくりしてうき上がって回りを見回しても自分以外は誰もいない。
気のせいかと思って潜り直すとやっぱりいる。その正体はトモカズキという魔物。アワビをもらったり誘いに乗ったりすればたちまち海中深く引きずり込まれて命を落としてしまうとか。そんな魔物から「セーマン」「ドーマン」はきっと守ってくれています。
海女小屋で体験ししながら触れる本物の海女文化
海女さんが体を休める海女小屋。そんな海女小屋体験ができるのが「かまど」。海の目の前にある人気の体験スポット。現役の海女さんから、海女漁の体験談を聞きながら目の前で新鮮な魚介類を焼いて食べることが出来ます。
住所 三重県鳥羽市相差町1238
時間があれば相差漁港で釣りも満喫
相差漁港は西堤防と護岸及び海上釣堀が楽しめるポイントです。海に向って左側にある赤灯堤防が釣り禁止となっていますのでご注意。また漁港内はダンゴ釣りと撒き餌の使用が禁止になっています。撒き餌禁止のためお子様でも簡単に出来るサビキ釣り、クロダイ狙いのウキフカセ釣りはNGなので簡単に釣りたいビギナーには少し手ごわいかも。ただクロダイのヘチ・落とし込み釣りやメバリングやテトラからの根魚なら十分楽しめると思います。
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とっておきのお泊りスポット
相差を中心にホテル・旅館・民宿と様々なタイプのお宿が50件以上あります。そんななかで私のお気に入りのお宿を2つご紹介しちゃいます。
味覚の宿 幸洋荘
新鮮な旬の魚介類をふんだんに用いた贅沢な料理をはじめとする料理自慢のお宿です。露天風呂や貸切露天風呂もあるんです。４月～８月は「あわび祭」なんとお１人１個あわびが付いてきます！「お刺身」「踊り焼き」「ステーキ」お好きな料理方で！
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お部屋は清潔感のある和室
出典：相差にある天然温泉と味覚の宿幸洋荘より
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